新たな市場を切り開いていくチャレンジ
前例がないからこそ得られる経験とやりがい。

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プロフィール

小沼 賢輔
モビリティビジネス室

小沼 賢輔

モビリティチーム

Aung Ko Ko(アウンココ)
国内部品部

Aung Ko Ko(アウンココ)

ミャンマープロジェクトチーム

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人口減少の日本において、国内自動車販売台数も頭打ち傾向にある。自動車の流通減のなか企業を存続させることは国内自動車産業にとって大きな課題となっている。3Rは国内のマーケット以外にも積極的に海外に事業を展開していこうと2016年からオーストラリア、ミャンマー等現地での事業活動を推進している。今回は3Rの海外事業のフロントランナーを担う2人に海外事業の難しさと3Rの強みを語ってもらった。

事業の内容と3Rに入るまでの経歴

AKK

まずは簡単にそれぞれの事業の内容紹介をしましょうか。僕の担当しているミャンマーはミャンマー最大の経済都市ヤンゴンで3Rの関連会社となる、HTS Myanmar社が整備工場を日本の国内ディーラーと現地企業の合弁で2016年から運営しています。2019年にはミャンマー第2の都市マンダレーでこちらは3Rの子会社としてHTS Myanmar AIG社がSUZUKIの新車ディーラー及び整備工場等を現地パートナーと合弁で運営しています。

小沼

オーストラリア事業はブリスベン、ゴールドコースト地域で3Rの子会社として輸入中古車販売、部品販売を行うHTS OCEANIA社と販売した輸入中古車に対する自動車ローンを個人に提供するYES MOTOR LOANS社の2社を2016年から運営しています。オーストラリアは2017年に現地での自動車生産が終了して、現在新車は輸入車のみ。中古車の輸入については厳しいレギュレーションがあるんだけど、これも自由化されると想定されているので、今後マーケットが拡大すると見込んで現地に乗り込んだ。現時点で中古車輸入自由化は想定より遅れているけど、勝負できる商材を輸出している感じかな(2020年現在)。ココさんはミャンマー人だけど母国でない、日本に来てビジネスをしている。日本の環境や言葉遣いに順応しているのは凄いよね。僕よりも大和魂を感じるときがあるくらい(笑)

AKK

小沼さんは物腰柔らかい。人当たりが良いよね。怒りの感情が少なさそう。育ちが良いから(笑)僕は19歳のときに来日して、日本語学校と専門学校で数年間勉強しました。その後ミャンマーと自動車関連の仕事をしている貿易会社に入社した。小さな会社だったから、ほぼミャンマー関連の仕事を任せてもらえた。3Rに入社したのは2014年。会長の知り合い経由で3Rを紹介された。自動車のビジネスはしていたし、ちょうど3Rがミャンマーに進出しようとしていた時期。でもまだ現地の会社もできていなかったから最初は中古車リースの仕事してた。小沼さんはどうして3Rに?

小沼

学生時代歯科医になろうとして歯学部に入学したんだけど、結構有名な音楽サークルに入ってそこで音楽活動に没頭しちゃった。将来的にはミュージシャンになるか音楽関連の仕事をしようと思っていた。洋楽関連の仕事したいから英語できないとマズイと思ってワーキングホリデーでオーストラリアに1年間行った。で歯医者になる気がないから、大学中退してもう1回大学行った。音楽の仕事も難しいと壁にぶつかって、自分が何しようか迷っていた時にちょうど3Rがオーストラリアで事業拡大するから社員募集していたのを見つけて、自分の滞在経験が生きるかなと思って3Rに入社した。ブラブラしてたからちゃんと仕事継続できるかどうかは凄く聞かれた笑。クルマに興味はそこまでなかったけど、子供のころに走ってるクルマの車種をあてるのが好きだったらしい。

ゼロイチを創る事業の難しさ

小沼

二人が担当しているミャンマーとオーストラリア。海外事業と一口で言っても現地の環境や習慣は全く異なるよね

AKK

ミャンマーは途上国でこれから伸びていく国。ビジネスの素地は整理されてきているけど、まだまだ先進国とは違う。日本式だけではうまくいかない。ローカライズをしながら締めるところを締めるバランスが大事。それが利益を産む源泉になる。時間管理もまだまだだしね笑

小沼

オーストラリアは逆に先進国。法に則る商習慣やビジネスの素地は日本と同じ。こちらが持っている技術や製品はすでにむこうにある中での話なので、何がお前らできるのか?が大事。ビジネスライクそのあと交流が深まっていく感じ。現地のことがわかるミャンマー人がいることはミャンマー事業の大きな強みだよね。

AKK

3Rは技能実習生もいれるとミャンマー人10人いる。全社員の15%くらい?社内表記にミャンマー語入れてもいいかもしれないね笑。オーストラリアもミャンマーも3Rで調達した車両や部品を現地に輸出している。当然僕たちだけで商品を調達できないから各部門との意思共有は凄く大事。

小沼

どうしても部門横断的な業務になるし、各部門も主担業務と別枠のなかで動いてもらっているため事前の意思共有は凄く重要視している。オーストラリア、ミャンマーどちらの事業もまだまだこれからの状況、事業をドライブするための資金を既存事業が頑張って稼いでる。そこに敬意を持つことが重要だと思う

経営陣直下のプロジェクトだからダイレクトにダイナミックにビジネスが動いていく

AKK

現地の拠点とのやり取りにおいて、どうしても出張は多くなる

小沼

そうだね。自分も入社2カ月でオーストラリア行ってこいと言われて、その後もほぼ現地に入り浸りが長く続いた。入社してから社員の名前覚えるのに時間かかって、1年くらい自己紹介していたような気がする。ココさんも多いよね?

AKK

そうですね。事業立上げの時期はどうしても多くなってしまう。いつでも現地に行けるように社長にはパスポートは引出しのなかに入れておけと言われている笑。3Rの良いところは、人を現地に行かせることに対して躊躇しない。行った結果でてくる情報、戦略もある。この柔軟性は海外事業を推進していくうえで大きな強みになる。

小沼

ココさんは奥さんいるから出張多いと大変そうだけどね笑。ミャンマーは宮永社長直下のプロジェクト。オーストラリアは山口会長直下のプロジェクト。経営陣と一緒に動く機会が多いからこそ勉強になることも多いよね。

AKK

商社でとことん経歴積まれた人と一緒に仕事できることはとても勉強になる。社長の交渉の進め方やこちらの欲しい答えの引き出し方など参考にできることは多い。山口会長はどう?

小沼

ミス、リスクに関する嗅覚はすさまじい。相手に対して交渉を詰めるとこをしっかり持っている。強引タイプだけどリスクの目ざとさも持っていて、さすがだなと思う。

今できる経験が大きな財産になる。だから邁進する

小沼

ココさんは将来的にはミャンマーで事業をやっていきたいの?

AKK

最終的には自分で事業をおこすようになるのが目標。今でもできるのかもしれないけれど、今の実力では大きくなれないと感じた。それは3Rでやっているミャンマーの事業スケールが大きいし、さらに大きくしようとしているから。最大限の経験がここでできるのだから、今は3Rのミャンマー事業を大きくしていくことが目標。池の中の蛙?になりたくない

小沼

井の中の蛙ね笑。自分は3Rには学校、虎の穴的な感じを抱いている。何かを経験させてもらって、それが身につくのは学問を修めることと同じで時間がかかること。将来自分は何ができますかと聞かれたときに、実績を伴うかたちでこれをやってきたとはっきり言えるようになりたい。そのためには会社に貢献した実感、数字がしっかり出てくることを目標。オーストラリア事業の実績をしっかり作っていきたい

AKK

小沼さんは結婚もしないとね笑。

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